frurun’s diary

本を読んだり、映画を見たり、お茶を飲んでお話したり、山や瀧、自然の中に出かけるのが好き。自然のこと、心のこと、恋と愛のことを皆さんと一緒に深く考えていきたいです。

ブーランジェリー😋美味しい響き⤴

フランスのパン屋さん
のことだそうです(^w^)

先日、
ジャン・フランソワ
というお店で栗の乗ったデニッシュ?
食べたら、
とろける美味しさで、
見直しました、ブーランジェール万歳🙌❗

昔、ケーキ屋さんでバイトしたことあったのですが、
材料費が高くて
売れ残るとムダになってしまうので
けっこう薄利多売な裏事情がありました。

でもやはり
高級な素材を使うと美味しいのですよね。

この辛さ(*_*;

ケーキ屋さん&パン屋さんにエールを😆🎂🍞

キッチンから出かけよう(^^)/「きみを愛するトースト」片岡義夫 著

本の話ばかりですが🙆💦

昔 読んでなぜか忘れられずに、時々買いなおしていたけれど、いつか絶版になっていた角川の文庫本。
今回は古本で賈ってみました。

片岡義夫の何が心地よいかというと、まずその風景でしょうか。


冬のキチンで、朝のトーストを焼く。

love
you
と型押して焼いたトーストが飛び出してくる。

トーストから愛された朝。
夏の開放的なキチンと違って、冬の内省を促すキチンから、
そのトーストに微笑んで外に出ていく、
そんな ほんの数ページの小説。


吉本ばななにも「キッチン」という家族の死から立ち直っていく時間をキッチンで過ごす小説がありました。

キッチンはご飯を作って、食べて、人が前向きに生きて行くための出発点になるんだなと実感。

なので、私もキッチンで美味しいコーヒーをいれられるように頑張ろうと。

そうそう
スタバのコーヒー豆は、はずれなく美味しい気がして、とっておきの日の元気の素です。
美味しいパンも必須です(^^)/

生まれる前を描いた小説「わたしのおじさん」湯本香樹実 著

今回は、大人のための童話をご紹介します!

 

生まれる前を覚えていたらどんな感じだろう。

子どもは3歳までは神のうち、という言い伝えがあるそうです。

現実の肉体とは違う世界も見ているという意味なのでしょうか。

 

小説「わたしのおじさん」。

少女は、コウちゃんという少年に出会う。

静かなで不思議な2人だけの世界。

そこにやがておじいさんとおばあさんが現れる・・・。

コウちゃんは自分のことを、少女のおじさんなんだと言った。

ミステリーのような展開にひきこまれていく。。

そこは、少女のお母さんの意識の世界、コウちゃんは幼くして亡くなった弟。

少女はこれから生まれるお母さんの子どもだった。

 

なんとなく荒涼とした寂しい場所に、肉体を持たない寂しい心が集っている、そんな異空間を味わう小説だった。

時間と空間がごちゃごちゃになる。

肉体の無い世界があったら、そこは異次元、真実だけの世界なのだろうか。

挿絵は、繊細なイラストが美しい植田真さん。

作者の湯本香樹実氏のデビュー作「夏の庭」は映画にもなりましたが、12歳の少年たちが死を感じていくお話でした。

「わたしのおじさん」も、死を身近に感じさせるお話です。

異空間を描いているのにリアルな質感が残るのが不思議。

 

明日の自分を好きになる 「ブルー・プラネット」合田和厚 著

(・・・6月5日の続きです)

昨年の日めくりカレンダーのお告げによれば、
私の誕生日の言葉は、
「頂点を目指せ!」だったのです。

生まれてこのかた、頂点を目指したことが無かったような・・・と、汗が出ました💦

自分の人生は ほどほどでよいかな〜と思っていたところ、これはとってもビンボーくさいことだと教えられる出来事がありました。
そうしたら、世界が180度変わって、
わあ、希望はかなうんだなあと驚く瞬間がありました。

自分の考え方やクセって、どこからくるんでしょう。
そういえば家族も皆、私と発想が似ています(汗)
父は言いました。
「うちの家系は天才肌じゃないから、人より努力をするように。そうしないと花咲かないから」って。

そんな自分がほとほと嫌になっていた時に出会った本です。

「ブルー・プラネット」 (合田和厚 著)

作者は言う、
心は自分の肉体の影にとらわれているから不自由なのだと。

もしかしたら、自分の心のクセや、とらわれている思考パターンから自由になれるのかもしれない。
この本を読んだ後、そんな期待感に包まれました。

もっともっと、自分のしていることに誇りとこだわりを持っていいんだとも教えられて。。


自分が自由に変われたらいいな。
そしたら、明日からの自分が今より好きになれるかもしれない。
♪ヽ(´▽`)/.。o○

「エリーゼのために」 忌野清志郎詩集 知っていますか?

もうひとつ詩集をご紹介。

愛されて亡くなってしまった忌野清志郎さん。

こういう名著があるのを知っていますか?

楽曲歌詞の縦書き詩集の元祖です!

立ち上がって朗読したくなります。

彼女、教科書広げてるとき・・・って。

このせつない言葉が彼の魅力ですね。

表紙画は、なんと、いまや絵本作家の片山健さん。

そして、口絵写真に、明治の文豪のような雰囲気で着物を着こなした忌野清志郎さんのポートレート

撮影は、おおくぼひさこさん。

十代に戻って、青春の切なさをかみしめる文学を読む気持ちで読んでみて下さい。

 

個人的には

デイドリームビリーバーも縦書きで読んでみたい・・・。

〜彼女はクィーン。。。

 

Mr.Children詩集「優しい歌」 詩集、読みますか?

本は好きですか?

詩集は読みますか?

〜あんまりという人が多い昨今。

2001年に出たこの詩集は、Mr.Childrenの詩を縦書きで読むという、初の体験が人気となって、コアなファン以外の人も思わず読んで感動したという。

なので、刊行直前に出た楽曲「優しい歌」までの収録で、続刊が出ていないのが不思議。

曲が無くなって文字で読んだ時に、ミスチルの歌詞ってすごいなあと再確認した人が多かったとも聞く。

表紙デザインは、青空が広がるような奇跡のようなマッチング。

本文に時々入っている写真もイメージをそこなわず、詩の世界に入っていける。

詩集や本が苦手という人にもお勧め。

 

真実の愛はフェラーリのように。「クレセントラブ」合田和厚 著

会社の友人と日めくりカレンダーで遊んでいました。
 同僚の誕生日を1人ずつめくって見ていったらなぜかコメントがすごく当たっていたので、「あれっ、もしや」と思ってお互いの誕生日もおそるおそる見てみました。


友人はなんと!
「真実の愛に目覚める」
彼女はその言葉を見て、とても嬉しそうに「いいなあ」って言ったのです。
2人で暖かい気持ちになって、心からの願いが神様にお見通しになったのかなあと話しあいました。
そして、その彼女はお誕生日を過ぎてから、本当に心から好きな人に出会ったのです。。
日めくりは何かのお告げ(啓示?)だったのでしょうか。
相手の方は、とても価値観の合う素敵な人なのだそう。
よかった!

そんなこともあって、
「真実の愛」って何だろうと考えました。
全く分からないので(笑)
「真実でない愛」から考えてみると・・・

・相手から告白されたので付き合ってみた
・顔が好みだったので付き合ってみた
・条件が良かったので付き合ってみた
・寂しかったので付き合ってみた
・自分に優しくされたので付き合ってみた

なんだか、すごく自分のための愛のような気がしてきます。。

そこで、私の心のよりどころのような愛読書を開いてみました。
「クレセントラブ」(合田和厚 著)
その中のエッセイに、
魅力的な男性や女性はフェラーリという車のように、よく故障して値もはるけれど、車の本質が輝いていてとても魅力的だと書いてあって、ハッとしました。
相手の価値を本当に分かることができたら、自分勝手ではない恋愛ができるかもしれないなあ…って。


それに、
自分が人生の中で一瞬でもフェラーリのように輝くことができたら、どうなるんだろう。
なんだかドキドキしてきました。

皆さんはどう思いますか?

次回のブログへ続く・・・・。